ポータルサイトの炎上例。EPARK歯科の場合
インターネット上での炎上は、掲示板やSNSに限らず、業種を問わず多数の企業が利用するポータルサイトでも発生する可能性があります。
本記事では、その具体例としてEPARK歯科に関する事例を取り上げます。
風評被害の悩みを抱えている
企業担当者様へ
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話者 1:
こんにちは。
今回は、ポータルサイトで起こった
炎上事例について解説します。
特に、イーパーク歯科で発生した問題を中心に、
ポータルサイトの利便性とリスクについて見ていきましょう。
話者 2:
まず、ポータルサイトについて簡単に説明します。
ポータルサイトとは、
インターネット上の様々な情報やサービスをまとめた
大規模なウェブサイトのことです。
たとえば、レストラン情報の食べログや、
不動産情報のスーモ、
価格比較サイトの価格ドットコムなどが代表的です。
これらのサイトは、ユーザーにとって便利な情報の入り口となっています。
話者 3:
今回取り上げるイーパーク歯科は、
歯科医院の統合ポータルサイトです。
ユーザーは口コミを参考に医院を選び、
予約することができます。
一方、歯科医院側は加盟することで
ネット予約システムを利用でき、
集客にも繋がるというサービスです。
しかし、このイーパーク歯科で問題が発生しました。
ある歯科医院が、Googleマップ上の自院の電話番号が、
イーパーク歯科経由の電話番号に
変更されていることに気づいたのです。
さらに、この情報を医院側で変更しようとしても、
管理者権限の関係で変更できない
という事態に陥りました。
話者 4:
この問題の原因は、医院側とイーパーク歯科との間で
契約内容の認識に違いがあったことです。
イーパーク歯科経由での予約には手数料が発生するため、
電話番号の変更は医院にとって重要な問題となります。
このような重要情報が勝手に変更されてしまうことは、
ビジネスに大きな影響を与える可能性があります。
話者 5:
この事例は、ポータルサイトの便利さの裏に潜む
リスクを浮き彫りにしました。
特に、インターネットに関する知識が十分でない場合、
自社の情報が知らないうちに変更されていても
気づきにくい可能性があります。
話者 6:
このような事態を防ぐためには、
企業や店舗が自らインターネット上の情報
定期的にチェックすることが重要です。
自社のブランドや評判を守るため、
検索結果の監視や潜在的なネガティブ情報の
早期発見が必要不可欠です。
話者 7:
ポータルサイトは便利なツールですが、
使い方や契約内容には十分な注意が必要です。
自社の情報を常に把握し、
必要に応じて専門家のサポートを受けることで、
このようなリスクを最小限に抑えることができるでしょう。
話者 8:
以上で、イーパーク歯科の炎上事例についての
解説を終わります。
この情報が皆様のオンラインリスク管理に
役立つことを願っています。
ご視聴ありがとうございました。
ポータルサイトとは?
ポータルサイトとはインターネット上にある無限にも思えるほどの様々なコンテンツをジャンルなどによってまとめた巨大なWebサイトのことを言います。
たとえば出張先で飲食店を調べる際、個別の店舗サイトを逐一確認するのは非効率です。
そのような場合には、食べログのようにレストラン情報を集約したサイトを利用することで、目的のお店を効率的に見つけることができます。
また賃貸物件を探す際にはSUUMOやアットホーム、電化製品の価格を比較したい場合は価格.com、化粧品の口コミを知りたいときはアットコスメといったように、特定の情報をまとめて提供し、ユーザーが情報を検索・比較できる窓口となるサイトを「ポータルサイト」と呼びます。
ポータル(Portal)には「門」「扉」など玄関口となる意味合いがあります。
検索エンジンであるGoogleも最も巨大なポータルサイトのひとつと言えるでしょう。
ポータルサイトの炎上
一見すると情報の集約により利便性が高いポータルサイトですが、運営方針や情報管理に問題があれば、利用者や関係企業からの批判に発展するケースもあります。
たとえば、飲食店の口コミや評価を集めた「食べログ」が過去に話題になったことがあります。
ユーザーによる星評価やレビューのほか、店舗予約も可能な便利なサイトですが、以前、X(旧:Twitter)上で「有料加盟店かどうかで評価の上限が異なるのでは」といった投稿が拡散され、運営方針に対する疑問や批判の声が集まりました。
今回は、実際に歯科医療機関向けポータルとして運用されている「EPARK歯科」で発生した情報管理を巡るトラブル事例を紹介します。
EPARK歯科の場合
EPARK歯科とは?
EPARK歯科は、複数の歯科医院の情報を集約し、ユーザーによる口コミ閲覧やネット予約を可能とする医療情報ポータルサイトです。

[出典]
EPARK歯科
ユーザーは口コミを参考にして医院を決めることが出来、歯科医院側はEPARK歯科に加盟することでネット予約のシステムを利用することが出来ます。また掲載することでユーザーの目に触れる機会が増えるため、来院者数の増加などが見込める、というサービスです。
EPARK歯科の炎上
そんなEPARK歯科ですが、ある歯科医院がGoogleマップ上で自身の医院情報を確認した際、掲載されていた電話番号が医院直通ではなく、EPARK歯科を経由する番号に書き換えられていたことに気付きました。
EPARK歯科のサービス内容として、EPARK歯科経由で予約などが入った場合に医院はEPARK歯科に支払いを行う必要があります。
そして歯科医院側はそのマップ上の情報を変更しようとしたところ、管理者権限の関係で変更が出来なかったのです。
双方の契約内容や情報掲載に関する合意事項に齟齬があったことから、医療機関側の不信感を招き、SNS等を通じて批判が拡散し、炎上しました。
このような事態を防ぐには
本件のように、第三者が情報を操作可能な状態にあると、管理者が把握していないうちに重要な連絡先等が変更されてしまうリスクがあります。
情報管理体制の見直しが必要です。
医療機関に限らず、企業全体がデジタル上の情報統制を行うことは、ブランド毀損を未然に防ぐうえで不可欠な対策です。
誹謗中傷対策センターでは、検索結果上のネガティブ情報の有無を診断・監視する「ブランドチェッカー」などのサービスを通じて、情報リスクの可視化と継続的なモニタリング支援を行っています。
まずはご相談ください。
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企業担当者様へ
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SNSで炎上したらこうなった。炎上事例から対策までのまとめ