幅広いユーザーから情報が提供される分、自分が求めていた回答や情報を得ることができる知恵袋。 しかし、回答の中には、間違った情報や誹謗中傷をするような回答が投稿されることもあります。 今回は、Yahoo!知恵袋を中心に、間違った情報や誹謗中傷を投稿された場合の、知恵袋の消し方を解説していきます。
日常で調べたいことがある時の検索手法は日々変化しています。 GoogleやYahoo!などの検索エンジンや、TwitterなどのSNS、YouTubeなどの動画サイトなど、調べたい内容に合わせて、それぞれのサービスを利用している状態です。
しかし、必ずしも調べたい答えが見つかるとは限りません。そんな場合に、「知恵袋」を利用するというユーザーが多いようです。
質問や相談などに対して、親身に回答をしてくれるユーザーがほとんどではありますが、中には、匿名で投稿することができる事を利用して、根拠のない回答や、人物に対しての中傷、広告を目的とする書込みといった、個人もしくは企業を貶めようと誹謗中傷をするような投稿をするユーザーも少なくありません。
知恵袋では、誰でも閲覧できる環境にある為、間違った情報を目にした閲覧者が、本当だと信じてしまう場合や、故意に情報を拡散することで、炎上騒動へと発展してしまうという事も良くあります。 そういった事にならないよう、問題となる投稿や回答を見つけたら、削除依頼を行う事をお勧めします。
Yahoo!JAPANが不適切と判断した場合は、掲載の制限を行ってくれます。ですが、リアルタイムでの確認は難しい為、 ガイドラインから違反されていると思った投稿は、見つけ次第「違反報告」をすることがよさそうです。
Yahoo!知恵袋では以下の事項を禁止としています。 禁止事項に該当する投稿は削除の対象となるそうなので、この禁止項目に当てはまるかチェックをしてみてください。
問題と思われる質問や回答に対して、「違反報告」をすることで、削除されることがあります。 この作業には、知恵袋の登録をした事がないユーザーも利用できますが、Yahoo! JAPANにログインしたユーザーのみ利用が出来る機能となっており、Yahoo! JAPANのIDが必要になります。
1.Yahoo! JAPANにログインをする
2.右下にある「違反報告」をクリック
3.項目から、あてはまる内容を選択する
4.送信ボタンをクリックし、報告が完了
出典:Yahoo!JAPAN知恵袋
これは、通報された投稿に対して、Yahoo!知恵袋側がガイドラインに違反をしているか判断をします。違反をしていると判断されれば削除されますが、違反していないと判断されると、そのまま掲載されます。
また、この作業に対して、Yahoo!知恵袋側から対応をしているや違反報告に対しての可否などは、一切連絡がありません。また、報告をしてから削除されるまでの期間もあいまいな事から、こまめに確認をする必要が出てきます。
違反報告で削除されなかった場合は、「プロバイダ責任制限法」に基づき、「送信防止措置依頼」を行うことで、削除される可能性があります。
この「プロバイダ責任制限法」とは、ネット上にて名誉毀損や誹謗中傷を受けてた場合に、ホームページや掲示板等の管理者等に損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示請求について定めた法律になります。
誹謗中傷を受けている本人が、ホームページや掲示板などを運営している相手に「送信防止措置依頼書」を送ることで、投稿されている内容が、不適切かどうかを審査します。
不適切と判断されると、問題となった投稿をした相手に対し、削除に対する意思確認を行い、確認が取れれば削除となります。もし、投稿者から反論があった場合や、ガイドラインに違反していないと判断されると、削除されることはありません。
この送信防止措置依頼書を提出したからと言って、必ずしも削除対応をしてくれる訳ではありませんので、この点、注意が必要です。
今回は、Yahoo!知恵袋での消し方をご紹介していますが、各種のサービスによって、対応方法が異なります。 誹謗中傷対策センターでは、多数の実績がありますので、適した対処方法をご案内させていただきます。 まずは、ご相談ください。
今回は、知恵袋の消し方をご紹介いたしました。 知恵袋は利用者よりも閲覧者のみというユーザーがはるかに多いため、間違った情報や誹謗中傷が広まりやすいサービスでもあります。 その為、ネガティブに取られる内容は、そのままにしておくのではなく、素早い対応が求められます。
また、知恵袋に掲載されている情報がすべて正しいと情報だと鵜呑みせずに、どれが正しい情報なのか、間違っているの情報なのかを、見極める必要がありますね。