昨今「リスクマネジメント」についてインターネット・リアルな日常問わず目にしたり耳にしたりする機会が増えました。 この記事ではWebリスクが起こる原因からリスクを回避するWebリスクマネジメントまでわかりやすく紹介いたします。
Webリスクとはインターネット上で起こるビジネスリスクのことを指します。 企業が消費者や顧客とのコミュニケーションにWebやSNSを活用するようになったことで 消費者や顧客との距離が近くなりましたが、Web上でのリスクに注意する必要がでてきました。
Webリスクは大きく下記3つのケースに分けることができます。
風評被害や企業の信用失墜を招くネット上の炎上は、会社が想定していない思わぬところから発生します。
Webリスクは放置すると企業の存在自体が危うくなる可能性があります。 具体的にどのような影響があるか下記で説明いたします。
企業やサービス、商品の悪い評判や噂がインターネット上の検索結果やSNS等で拡散されると 採用時の内定辞退が増加する可能性が高くなります。
顧客からのクレーム対応が悪いと製品やサービス、カスタマーサポートの対応等の悪評を SNSやブログ等などで拡散され業績の悪化を招く可能性が高くなります。
従業員によるSNSへの不適切な投稿が原因でインターネット上で炎上すると 企業の悪評が拡散され社会的な信用失墜を招きます。
実際にあったWebリスク事例を紹介します。
[炎上した企業]
株式会社吉野家ホールディングス
[炎上発生時期]
2022年4月16日
[炎上内容]
早稲田大学の社会人向け講座で「生娘(きむすめ)をシャブ(薬物)漬け戦略」などと発言
[どうなった?]
[炎上後の対応]
[出典]
朝日新聞デジタル
Webリスクマネジメントとは、企業で起こりうる様々なWebリスクを組織で管理し リスクを回避したり損失等を最小限に抑えることです。
Webリスクを未然に防ぐために企業が行うべきWebリスクマネジメントを下記にご紹介します。
Webリスク(風評被害・ネット炎上)は予期せぬところから発生します。 Webモニタリングを行うことで問題となる情報が拡散する前に察知し 対策することができます。
Webモニタリングで早期発見できること
第三者 | デマ情報の拡散 |
企業への批判 | |
顧客 | クレームをSNS投稿で拡散 |
製品やサービスの欠陥や批判をブログに投稿 | |
従業員・元従業員 | SNSへの不適切な投稿・社外秘の漏えい |
転職サイト等への悪評 |
Webリスクは外部だけの問題ではありません。 社内のITリテラシーレベルもあげる必要があります。 どのようなWebリスクがあるのかを知り、従業員ひとりひとりが注意することで 内部的なWebリスクを防ぐことができます。
企業のWebリスクマネジメントは自社で行うことも可能ですが、 専門的な分野も多く含むため、どのように対策をしていけばよいかわからない場合、 お気軽にお問い合わせください。
当社はウェブマーケティングに特化した広告会社として2006年に営業活動をスタートし、 インターネット領域での皆様の「困った!」を解決すべく、 2009年よりインターネットの誹謗中傷・評判管理対策サービスを開始し 平時・有事を問わず多くの企業をサポートしています。
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