TwitterではCEOにイーロン・マスク氏が就任してから、大量解雇やアカウント凍結問題、さらに直近では他SNSのリンクを禁止する規約を追加するなど、大きく揺れ動いています。 これらの問題は既に解決しており、凍結されたアカウントは徐々に凍結解除され、他SNSのリンクについても問題ないということになっています。 一時期は「Twitterが無くなるのでは」といった憶測も飛び交い、多くの日本人がTwitterの行く末を見守っていると言えるでしょう。
そんな中、新たなSNSを探す動きも出てきています。 2017年に誕生した「Mastodon(マストドン)」もそのひとつ。 今回は次世代SNSと呼ばれるMastodonについて紹介します。
Mastodonは、Twitterと同じように短文を投稿できるスタイルのSNSです。
Twitterとの大きな違いは、Mastodonに存在する「インスタンス」というもの。
Mastodonでは誰でもサーバーを作成することができ、このサーバーのことを「インスタンス」と呼びます。
TwitterではTwitterサーバー内にユーザー全員が登録し使用するものですが、Mastodonでは複数のサーバーから登録する場所を選ぶことができます。
Mastodonのユーザー数は2022年11月で250万人と言われており、10月では30万人だったことからたった1ヶ月で220万人ものユーザーが利用を始めたことになります。
米ツイッターの競合サービス「マストドン」のユーザー数が10月の30万人から11月の250万人へと約8倍に増えたことが分かった。マストドンを立ち上げたオイゲン・ロチコ氏がブログ上で明らかにした
[引用]
CNN.co.jp
現在においても様々なインスタンスが存在しており、音楽に関するインスタンスやスマホアプリに関するインスタンスなどがあります。
気軽に登録ができる雑談用のインスタンスも存在しています。
現在、多くの企業がMastodonのインスタンスを作成しています。
pixivが作成したインスタンス「Pawoo.net」は企業が作成したインスタンスの中でも先駆け的存在となっており、ユーザー数も非常に多いのが特徴です。
インスタンスを作成しても企業アカウントを持つことが可能ですので、従来のSNSのようにユーザーへ向けて情報発信を行うことができます。
自社のインスタンスに参加しているユーザーは既に関心が高いと考えられ、より効率的にPRを行うことができます。
徐々にユーザー数が増えている「Mastodon」。開発さえできれば誰でもインスタンスを作ることができるので、今後も企業のインスタンスやアカウントが増えていきそうです。
新たなマーケティングの場として活用することも考えてみてはいかがでしょうか?
https://www.kesu.jp/articles/article-20221110/