みんなの学校情報とは?口コミ削除を依頼する際のポイント
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みんなの学校情報とは?口コミ削除を依頼する際のポイント

みんなの学校情報とは?口コミ削除を依頼する際のポイント

学校選びの際に、保護者や受験生が公式サイトやパンフレットよりも「口コミサイト」の評価を重視する傾向が強まっています。
中でも、「みんなの学校情報」 は全国の幼稚園から大学までを網羅する国内最大級の学校口コミサイトであり、検索結果でも上位に表示されやすい媒体です。

実際、SEO分析ツール「Ahrefs」調べによると、同サイトの月間平均アクセス数は184万件を超えるとされており、「●●高校 偏差値」で検索すると高確率で「みんなの学校情報」のページが表示されます。

2025年10月21日Ahrefトラフィック推移

※2025年10月21日調べ、Ahrefsは60万人のデジタルマーケターに利用されている「SEO分析ツール」です。ツール詳細はこちら → Ahrefs

その影響力の大きさから、掲載された口コミが学校の評判や入学希望者数に直接影響するケースも少なくないでしょう。

一方で、匿名投稿による誤情報や過度な批判など、学校側にとって不利益となる内容が拡散されるリスクもあります。
こうした口コミを放置してしまうと、風評被害が長期化し、信頼回復が難しくなることもあります。

本記事では、「みんなの学校情報」の口コミを正しく削除依頼する方法を、運営会社の公式ルールを踏まえて詳しく解説します。

運営会社「株式会社イトクロ」とは

「みんなの学校情報」を運営するのは、教育関連メディア事業を展開する 株式会社イトクロ(本社:東京都品川区上大崎3-1-1 JR東急目黒ビル4F)です。
同社は、教育・学習分野に特化した情報プラットフォームを多数運営しており、その中でも「みんなの学校情報」は保護者・受験生・卒業生が自由に口コミを投稿できる点が特徴です。
利用規約では、口コミの削除に関する運営方針が明記されており、

“ 「当社が必要と判断した場合には、口コミを削除または部分的に削除する」 ”

とされています(第4条第5項)。
つまり、明らかに虚偽や誹謗中傷にあたる内容は、正式な手続きを踏めば削除対象となる可能性があります。

出典:イトクロサイト利用規約


「みんなの学校情報」の特徴と掲載内容

「みんなの学校情報」は、全国の幼稚園から大学・専門学校までを網羅する教育機関データベース型の口コミサイトです。
学校名を入力するだけで、所在地や偏差値、進学実績などの基本情報に加え、在校生や保護者、卒業生による口コミを閲覧できます。

口コミ投稿の仕組み

利用規約上、口コミは誰でも投稿可能とされていますが、営利目的での点数操作や組織的投稿は禁止されています。
また、口コミはあくまで投稿者の主観による評価であり、運営側(株式会社イトクロ)はその真偽や正確性を保証しない旨を明示しています。
つまり、匿名投稿の性質上、事実誤認や誇張を含む内容が表示される可能性がある点には注意が必要です。

掲載される主な情報

各学校ページでは、以下のような情報が公開されています。

  • 基本情報(所在地・偏差値・アクセスなど)
  • 進学実績
  • 学校の写真・口コミ総合評価

口コミの評価項目は学校種別により異なりますが、たとえば小中学校であれば「校則」「いじめの少なさ」「治安」「施設」、大学や専門学校では「講義・授業」「就職・進学」「友人・恋愛」など、多角的な評価軸が設けられています。

情報の信頼性と注意点

運営会社の利用規約(第4条)では、誹謗中傷や虚偽情報に該当する口コミは、事実確認資料をもとに削除される場合があると明記されています。
一方で、「個人の感想」と判断される投稿は削除対象外となるケースも多く、学校関係者や保護者が違和感を覚えても、すぐに削除されるとは限りません。

こうした特性を理解しておくことで、後述する削除依頼の際に「削除対象となるか否か」の判断がしやすくなります。


どんな口コミが削除対象になるか

「みんなの学校情報」に投稿される口コミの多くは、在校生や保護者などが学校生活を振り返って書いた主観的な感想です。
一方で、その中には事実と異なる情報や、誤解を招く表現が含まれている場合もあります。
口コミが学校の信用を損ねるおそれがある場合は、削除依頼の対象として検討すべきです。

1. 虚偽・誤情報が含まれている場合
  • 実際には存在しない出来事を「事実」として書かれている
  • 学校運営や教職員に関する根拠のない批判
  • 施設・授業内容・費用などの事実誤認
→ 投稿者が体験に基づかない情報を記載している場合、「虚偽情報」として削除を求める余地があります。
2. 特定の人物への誹謗中傷・プライバシー侵害
  • 教職員や生徒、保護者を名指しで批判している
  • 内部関係者しか知り得ない情報を公開している
  • 実名・役職名を挙げた個人攻撃
→ 名誉毀損やプライバシー侵害に該当する可能性があり、利用規約上も削除対象となります。
3. 公序良俗に反する・差別的な表現
  • 差別的・暴力的・侮辱的な言葉遣い
  • 不適切なスラング・誹謗表現の多用
→ 利用規約においても禁止されており、運営会社(株式会社イトクロ)の判断で削除されるケースがあります。
4. 法的権利を侵害している場合
  • 学校名やロゴを無断転載
  • 特定個人の著作物・写真を引用している
→ 著作権侵害・肖像権侵害に該当する可能性があり、法的対応が求められるケースです。
5. “意見・感想”の範囲と判断されるケースは削除困難
一方で、下記のような主観的な感想や印象表現は、原則として削除されにくい傾向があります。
  • 「先生の対応が冷たく感じた」「授業がつまらなかった」などの感想
  • 「合わない」「雰囲気がよくない」といった印象的コメント
→ 投稿者の主観とされるため、表現の自由の範囲内として残されることが多いです。
6. 削除依頼の判断ポイント
削除の可否は、「表現が個人の感想を超えて、学校や関係者の社会的評価を不当に下げているか」が判断基準となります。
そのため、削除を求める際には、感情的な訴えではなく、客観的な証拠(誤情報である根拠資料)を添付することがポイントです。

「みんなの学校情報」で口コミを削除依頼する方法

「みんなの学校情報」では、口コミの内容が利用規約に違反している場合に限り、削除を依頼することができます。
ここでは、削除依頼の流れと注意点を紹介します。

口コミ削除の申請窓口

以下の手順でアクセス可能です。

まずは問い合わせフォームで窓口を選択

「みんなの学校情報」の「よくあるご質問・お問い合わせ」へアクセスしてください。
お問い合わせ | みんなの学校情報

ページ内下部の「お問い合わせフォーム」をクリックすると、
お問い合わせフォームをクリック
お問い合わせフォームへ移動し、フォーム上部にプルダウンで以下の3つが選択できます。

プルダウンを選択
  • サポート窓口L
  • 権利者向けお問合せ窓口
  • 学校掲載対応窓口)

このうち口コミ削除に関係するのは、「サポート窓口」または「権利者向けお問合せ窓口」の2種類です。

※横にスクロールできます。

立場 適した窓口 特徴・用途
保護者・在校生・卒業生など、一般ユーザー サポート窓口 特徴・用途
学校・法人など、掲載対象の権利者 権利者向けお問合せ窓口 自校に関する口コミについて、正式な立場から削除を求める際に使用。法人名や担当者名の記載が求められ、対応も比較的スムーズです。

※「学校掲載対応窓口」は学校情報ページの修正や掲載申請に関するもので、口コミ削除とは関係ありません。

適した窓口を選択し、各必要事項を記入してください。
特に削除を求める理由を、できるだけ具体的に記入(例:「名指しで教職員を中傷している」「虚偽の内容が含まれている」など)して送信しましょう。

記入例
該当口コミ内に「教員の実名を挙げて誹謗中傷する記述」があり、利用規約「特定または不特定を問わず、誹謗・中傷・嘲笑することは禁止」に該当するため削除をお願いいたします。

入力時のポイント

どちらの窓口を利用する場合も、削除依頼を円滑に進めるには以下の情報を正確に入力することがポイントです。

1. 該当口コミのURL
問題のある口コミが掲載されているページの正確なURLを記載
2. 問題箇所の抜粋
「どの部分が問題なのか」を具体的に明記
3. 削除を求める理由
虚偽・個人攻撃・プライバシー侵害など、規約に照らした理由を簡潔に説明
4. 事実関係を確認できるURL(任意)
学校公式サイトや公開資料など、反証となる客観情報がある場合は併記

対応までの流れと注意点

送信後、運営側による審査が行われ、通常5営業日以内で返信が届きます。
ただし、次のようなケースは削除が認められない場合があります。

  • 投稿内容が体験や感想に基づく主観的意見
  • 明確な誹謗中傷ではないが、評価が低い口コミ
  • 投稿者本人確認が困難な場合

削除が難しい場合の対処法

口コミ削除の申請を行っても、必ずしもすべての投稿が削除されるわけではありません。
特に「主観的な感想」や「体験談」と判断される内容は、運営側が削除に慎重な姿勢を取る傾向があります。
削除が難しい場合の現実的な対処法を紹介します。

口コミを「消す」以外の方法を考える

「削除できない=何もできない」というわけではありません。
口コミの印象を緩和し、学校の信頼性を回復するためには、次のような取り組みが有効です。

公式サイトやSNSで学校の取り組みを発信する
教育方針やイベント実績、在校生・卒業生の声などを積極的に掲載することで、検索結果全体の印象を改善できます。
保護者や卒業生によるポジティブな口コミを促す
卒業後アンケートや保護者会を通じて、率直な声を集めることも効果的です。
自然な形でポジティブな口コミが増えれば、悪評の影響を相対的に抑えられます。
検索結果の“ポジション管理”を行う
悪質な口コミページが検索結果上位表示されている場合、SEO的な観点から他ページを強化し、問題ページを押し下げる施策「通称、逆SEO対策」も有効です。
逆SEO対策とは?効果・費用・具体的な手法まで徹底解説

法的措置や専門家への相談を検討する

口コミ内容が明らかに虚偽であり、学校の信用や名誉を損なっている場合は、法的な手続きも視野に入れましょう。
たとえば以下のようなケースです。

  • 実際には存在しない事実を記載している
  • 教職員個人への誹謗中傷や人格攻撃
  • 虚偽情報による入学希望者の誤導

こうしたケースでは、弁護士を通じて発信者情報開示請求や削除請求書面の作成を行うことが可能です。
ただし、法的対応は時間・コストの負担も大きいため、まずは専門業者による一次相談から始めるも良いでしょう。


まとめ

「みんなの学校情報」は、全国の学校情報を広くカバーする便利な口コミサイトですが、匿名投稿であるため、虚偽や誹謗中傷の口コミが掲載される可能性もあることを理解しておく必要があります。
本記事の手順を参考に、事実関係を整理した上で、必要に応じて専門家へ相談することで、風評被害を最小限に抑えることが可能です。

風評被害対策は「早めの行動」が鍵

口コミが拡散すると、学校の信用や入学希望者への影響が大きくなります。
少しでも不正確な口コミや誹謗中傷を発見したら、可能な限り早めに対応することを推奨します。
削除申請や情報整理を後回しにすると、対応が複雑化する場合があります。

もちろん自力で削除申請を行うことも可能ですが、特に以下のような場合は、専門家に相談すると効率的です。

  • 複数の口コミが同時に問題となっている
  • 削除が認められず、再申請や法的措置が必要
  • 検索結果全体の印象も改善したい

危険因子を早期に発見できるサービス

当誹謗中傷対策センターが提供するブランドチェッカーは、ネット上の評判を監視・分析し、危険因子を早期に発見できるサービスです。

  • 「みんなの学校情報」を含む主要口コミサイトやSNSの書き込みを定期チェック
  • 問題投稿の通知や削除サポートの案内
  • ネット上の評判状況を可視化し、風評リスクを低減

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